教員・研究室紹介
情報システム学科
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研究室一覧
情報システム学科には10研究室があります。授業は少人数のゼミ形式で行われ、指導教員による専門分野のより深い知識の習得や研究指導を受けます。
浅香航太研究室(情報通信制御)
社会問題の解決に向けた情報通信システムの活用に関する研究
当研究室では、情報通信ステムを活用することにより、労働人口の減少やデジタルデバイド等の社会課題の解決をめざします。具体的には、建物内を自由かつ安全に移動することができる電動車いすの自動運転を支援するためのシステム間連携制御技術や、大量の映像情報等をクラウドで即時処理するための高速オフロード制御技術の研究を行います。
浅香 航太教授
博士(理学)[北里大学2008]
- 職歴等
- 日本電信電話(株)NTTフォトニクス研究所、NTT Electronics America、NTTアクセスサービスシステム研究所を経て、2024年4月より現職。
市野順子研究室(インタラクションデザイン)
(2023年4月からデザイン・データ科学部へ異動.現在、卒業研究指導等は当学科で継続中.)
人間の知的・感性的活動を支援する情報メディアを開発する
Human-Computer Interactionは、人とコンピューターの関わり合い方を探る分野です。本研究室では、単に便利さや使いやすさを追求した情報メディアをつくるのではなく、人間の知的・感性的活動を支援する情報メディアの開発に取り組んでいます。また、新たな情報メディアをデザインするために、既存の情報メディアを利用する人々の理解や行動に与える影響に関する調査型研究も行っています。
市野 順子教授
博士(工学)[神戸大学2007]
- 職歴等
- (株)インテック、大日本印刷(株)、TIS(株)、情報通信研究機構けいはんな情報通信融合研究センター特別研究員、電気通信大学大学院情報システム学研究科助教、カルガリー大学コンピュータサイエンス学部客員研究員、香川大学工学部電子情報工学科准教授を経て、2017年9月より現職。
- 教員紹介ページ
岩野公司研究室(音メディア処理)
「音」を中心としたマルチメディア情報の知的処理
音声・音楽・環境音・映像など、「音」を中心としたマルチメディア情報を対象にして、それらを人間のように処理・認識・理解するコンピュータシステムに関する研究を行います。音声認識や話者認識、音楽情報処理、画像認識といった技術に焦点をあて、これらを利用した、人や社会に役立つ知的な情報システムの実現を目指し、研究活動を展開します。
岩野 公司教授
博士(工学)[東京大学2000]
- 職歴等
- 東京工業大学大学院情報理工学研究科助教を経て、2008年9月より東京都市大学(※)環境情報学部情報メディア学科准教授。改組に伴い2013年4月よりメディア情報学部准教授、2015年4月より現職。
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大谷紀子研究室(人工知能)
情報をより効果的に活用するための方法に関する研究
私たちの生活をより楽しく快適にすることを目的として、コンピュータに知的な処理を行なわせる手法について探求しています。インターネット上の情報の活用方法や、ユーザの好みを学習して動作するシステムなど、新しいアイディアを考案してコンピュータ上に実現し、有用性を検証します。
大谷 紀子教授
博士(情報理工学)[東京大学2006]
- 職歴等
- 東京理科大学理工学部経営工学科助手を経て、2002年4月東京都市大学(※)環境情報学部情報メディア学科講師、2007年4月より同准教授、改組に伴い2013年4月よりメディア情報学部情報システム学科准教授、2014年4月より現職。
- 研究室オリジナルホームページへ
関良明研究室(情報セキュリティ)
(2023年4月からデザイン・データ科学部へ異動.現在、卒業研究指導等は当学科で継続中.)
情報セキュリティ、及び知的協調作業支援の研究
私たちの社会・地域、日常生活、ビジネス、教育・学習などさまざまな社会活動の場面を、より安心・安全にする知見や技術、情報システム開発の重要性が高まっています。本研究室では、社会活動を効率的に推進する情報共有と、情報資産を守るセキュリティに関するシステムデザインを研究します。
関 良明教授
博士(情報科学)[東北大学2001]
- 職歴等
- 日本電信電話(株)NTTセキュアプラットフォーム研究所を経て、2014年4月より現職。
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増田聡研究室(ソフトウェア工学)
高品質なソフトウェアを効率良く開発する
ソフトウェア工学とは、ソフトウェアの開発・テスト・保守に関して体系的・定量的に考察する分野です。新たな情報技術を社会で利用するためには高品質なソフトウェアを効率良く開発することが課題となっています。本研究室では、ソフトウェア工学によりソフトウェアを高品質・高効率に開発する研究を行い、社会に貢献することを目指します。
増田 聡教授
博士(工学)[筑波大学2017]
- 職歴等
- 日本アイ・ビー・エム(株)を経て、2021年11月より現職
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宮地英生研究室(3次元可視化)
CGを活用してデータを分かりやすく表現する可視化技術の研究
数値データを画像化することで人々のコミュニケーションを円滑にするシステムを研究しています。そのために、新しい可視化技法、拡張現実(AR)・仮想現実(VR)システムを活用し、利用者の立場に立った使いやすく、分かりやすい可視化システムの構築を目指します。
宮地 英生教授
博士(工学)[東京大学2006]
- 職歴等
- (株)クボタ入社後、クボタコンピュータ(株)、(株)ケイジーティー、サイバネットシステム㈱を経て、2015年9月より現職。
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小倉信彦研究室(次世代信号処理とソフトウェア)
情報社会を支える次世代信号処理技術を創る
信号処理技術は、音響、画像、通信、計測、医療、メカトロニクス等の幅広い分野の横断的基盤であり、ユビキタスコンピューティングをはじめとする新しい社会基盤を支えています。その統一的な再定式化を、凸解析学の理論を用いて行い、拡張することにより、次世代信号処理に必要な理論的な基盤を確立し,処理手法を開発します。
小倉 信彦准教授
博士(工学)[東京工業大学2004]
- 職歴等
- 東京工業大学精密工学研究所助手を経て、2005年4月東京都市大学(※)環境情報学部情報メディア学科講師、2007年4月より同准教授。改組に伴い2013年4月より現職。
中村裕美研究室(メディア工学)
豊かな生活を支援する感覚・対話・社会メディアの活用と創出
五感に訴えかけるVR・メタバースシステム、我々の衣食住をAI等も用い充実させるシステム、人間の能力を拡張するシステムや技能習得支援システム等、ヒューマンコンピュータインタラクションに関する研究テーマについて取り組みます。情報メディアが支える“未来のあたりまえ”を描く研究をしていきます。
中村 裕美准教授
博士(工学)[明治大学2014]
- 職歴等
- 日本学術振興会 特別研究員-PD、国立研究開発法人産業技術総合研究所情報技術研究部門産総研特別研究員、東京大学大学院情報学環特任助教、同大学特任准教授を経て、2024年4月より現職。
三川健太研究室(機械学習とデータ解析)
大規模データの中に潜む規則を発見する
データの分析は、これまでに得ることのできなかった新たな知見をもたらすことがあり、その活用により、様々な恩恵を得ることができるようになります。本研究室では、機械学習と呼ばれるデータの背後に存在する規則性を発見するための手法を活用し、必要な情報を獲得するための方法を検討していきます。
三川 健太准教授
博士(工学)[早稲田大学2016]
- 職歴等
- 早稲田大学創造理工学部経営システム工学科助手、湘南工科大学工学部情報工学科准教授を経て、2022年4月より現職
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※2009年4月に東京都市大学に校名変更(旧校名:武蔵工業大学)