メディア情報学部

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社会メディア学科
小池[情報デザイン]研究室

小池こいけ 星多せいた教授

博士(学術)[千葉大学1997]

職歴等
情報デザインが専門の小池教授。ユーザーのことを徹底的に考えて提案を繰り返すデザイナーの手法は、企画やサービス構築などあらゆる業種に応用可能です。デザイン的な発想をさまざまな職場で活かして欲しいと力説します。

人と“もの”との理想的な関係をデザインする

情報デザインとは、人間中心・ユーザー中心のデザインを研究する学問分野。小池研究室では、これまで生産者や設計者の視点で行われていたもの作りを、ユーザーの視点から捉え直す研究が進められています。近年、自分が欲しいものをユーザー自身が作る“パーソナル・ファブリケーション”という考え方が注目されており、ウェブなどに溢れる情報を駆使して個人が容易にもの作りに参加できる環境が整いつつあります。小池研究室では実際にもの作りに挑戦しつつ、パーソナル・ファブリケーションの現状を研究しています。もうひとつの研究の柱は、情報を見る人の視点に立っていかにわかりやすく伝えるかを追究する“インフォメーション・グラフィックス”。これらの研究成果をもとに、ユーザーとものとの関係性までを包括的にデザインしたいというのが研究室の基本的な考え方です。現在多摩ニュータウンのミニバス運行計画に参画していますが、住民にとって何が必要かを考えて路線図やバス停をデザインしています。「最終的にはコミュニティのあり方までデザインして提供できれば理想的ですね」と語る小池先生。人とものとのより良い関係を求めて、今日も研究は続きます。

ミニバス運行の社会実験ではバス停に路線図や時刻表をわかりやすく表示

インフォメーション・グラフィックスの手法を使い複雑なものをわかりやすく

對馬君が自作したLED表示のスピードメーター。欲しいものを自分の手で!

STUDENT'S VOICE

全体をデザインできるディレクター的な立場を目指しています

對馬 政隆

メディア情報学部の前身の情報メディア学科卒業
東京都 町田高校出身

「現場に出て、現場で発想しろ」というのが小池先生の基本姿勢なので、フィールドワークの多い研究室です。多摩ニュータウンのミニバス計画では運行委員会に参加させていただき、住民の方を始めバス会社、市役所など現場の方の意見を伺うことができ、とても勉強になりました。小池研究室は先生が全体の方向性を示す社長で、社員である学生がそれぞれの仕事を追究するという雰囲気。先輩は頼りになるベテラン社員という感じです。僕はウェブデザインの仕事に就くことが決まったのですが、いずれはデザインだけではなく、小池先生のように全体を見渡すディレクター的な仕事ができるようになりたいと考えています。

山﨑[文化とコミュニケーション]研究室

心理学的アプローチで、文化や集団・人間の関係を探る

私たちは社会の中で生きています。その中で他者や他集団をどう認識し、どういう関わり方をしているかを中心に、実験やアンケート、インタビューなどで心理を数値化する心理学的手法を使って研究します。留学生と日本人学生の友好的な関係を作るにはどんな制度が必要かなど、現実にいいイメージ、いい関係を築く仕組み作りといった問題の解決法まで考察していきます。外国人のみならず企業の合併や連携など異なる集団が接する場面は実生活の中でも数多くありますから、ここで学んだ「つなぐ力」は社会に出てからも多いに役立つはずです。

情報システム学科
大谷 紀子 研究室(人工知能)

大谷おおたに 紀子のりこ教授

職歴等
キヤノン株式会社で情報検索の研究に従事した後、東京理科大学助手を経て本学に着任。コンピュータのキーバインドに強いこだわりを持ち、バイクとペンギンをこよなく愛する根っからのリケジョです。

「進化計算」や「機械学習」の応用に焦点を当てて研究

大谷研究室では、人工知能の研究分野の中でも特に「進化計算」や「機械学習」の応用に焦点を当てて研究を進めています。実社会におけるさまざまな課題に取り組んでいますが、現在最も力を入れているのは、個人向けの自動作曲システムの研究です。入力曲に共通する特徴、たとえばリズムや音の上下などのパターンを抽出し、音楽理論も考慮しながら、抽出した特徴が盛り込まれた曲を生成します。つまり、自分の好みの曲を入力すると、まったく新しい自分好みの曲が生成されるのです。いまは4分の4拍子の曲しか扱えないなどの制限がありますが、今後は対応できる楽曲の表現方法を増やし、より表現豊かな曲を生成できるよう改善していく予定です。将来はスマホアプリなどとして提供し、疲れたときにオリジナルの癒し曲を生成してくれるような“お抱え作曲家”を誰もが持つことのできる社会を実現したいと考えています。世間では「自分の仕事を奪われる」と人工知能の発展を不安に感じる人もいるようですが、私はコンピュータが得意で人間が苦手なこと、たとえば膨大なデータの処理や高速計算、単純作業の繰返しなどは、すべてコンピュータに任せるべきだと考えています。その分、他人の気持ちをくみ取ったり、雰囲気を感じ取ったりすることが必要な作業など、人は人にしかできないことに注力すればいいのです。人工知能と競合するのではなく“パートナー”になることができれば、私たちの未来はより豊かになっていくはずです。

研究で使用するプログラミングの基礎は大学の授業で修得。

先生のアドバイスを受けながら、トライアンドエラーで精度を高める。

STUDENT'S VOICE

苦戦した経験は、今は自信につながっています。

舟久保 龍成

環境情報学研究科 環境情報学専攻(情報システム学科卒業)
山梨県 吉田高校出身

企業の方とコミュニケーションを取る機会が多く、自分の考えをきちんと言葉にして伝えるというスキルが身に付いたと思います。私は大学に入るまでプログラミングの技術も AI の知識もありませんでした。 私が取り組んだ共同研究では、AI技術を使った「レンタルのユニットハウスの返却時期の正確な予測」を研究しました。大学の授業で学んだことが世の中に通用するということをあらためて実感でき、大きな自信につながりました。企業に蓄積されているリアルなデータを使って研究できたのは、とても大きなメリットになっています。研究用に作られたデータはどうしてもリアリティーに欠けますが、生きたデータのさまざまなイレギュラーに苦戦した経験は、技術的にも人間的にも私を一つ成長させてくれたと感じています。課題解決に向けて試行錯誤した経験は社会に出たときにも必ず役に立つと思います。

岩野[音メディア処理]研究室

音声・音楽認識システムで生活をより便利に楽しく

音声や音楽は、意図や感情、状態、雰囲気といったさまざまな情報を含んでいます。ここではそういった情報をコンピュータにうまく認識・判断させる技術と、それを応用したシステムの構築について研究しています。声で対話できるペットロボットシステムなど、技術をどう役立てるか、どうすれば人を幸せにできるか、想像力と創造力を働かせることが研究の醍醐味です。システムの創造は一人の作業ではなくディスカッションを通じて思考を深めてこそいいものができます。仲間と共ににぎやかにそして熱く、研究に取り組んでいきます。

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