教職課程
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情報教育のエキスパートを養成する
メディア情報学部の学生は、教職課程において所定の単位を修得すると高等学校教諭一種免許状「情報」を取得することができます。教科「情報」は、高度情報社会が進展していく中で、子どもたちがコンピュータやインターネットを活用し、情報社会に主体的に対応できる「情報活用能力」を育成することを目的とした高校の必修科目です。教職課程では、情報活用の実践力、情報の科学的な理解、情報社会に参画する態度を育成する<教科に関する科目>とともに、教育や人間については幅広く、かつ深く学ぶ<教職に関する科目>を学びます。これらを通じて高度な専門性の育成のみならず、人間・社会に対する深い洞察力や豊かな人間性の形成を目指しています。横浜キャンパスの最先端のIT教育環境で、自ら体験しながら「情報」の教育法を学修できます。また、「教育学」だけではなく、 「社会学」や「心理学」の視点からも教育を考えていきます。「教育実習」では、高校での授業の担当だけではなく、ホームルームの運営や課外活動への参加など、高校教育の現場を「教師のたまご(教育実習生)」として体験します。教職課程では未来の教育者として活躍する人材の育成を目指しています。
教育実習の概要
3年後期あるいは4年前期に教育実習を行います。教育実習は原則、自分の出身高校に戻って行われます。これまでの教職課程で学んだことを実践の場で体験するものであり、教職課程での教育の集大成でもあります。教育実習へ行く前には事前指導があります。事前指導では、教育実習の意義や目的、心構えなどを学ぶほか、模擬授業や教案の作成、教材の開発など行い教育実習へ行くまでの準備を行います。教育実習では、高校で教壇にたち授業を行うことが最大の体験になりますが、それだけではありません.指導教諭等から、学校経営、校務分掌の理解、服務等の指導を受けるとともに、生徒への教科・特別活動等における指導の実習として、学級活動及び給食の時間における指導の参観・補助、教科等における教科担任等と連携した指導の参観・補助、生徒会活動、クラブ活動における指導の参観・補助、指導計画案、指導案の立案作成、教材研究などを行います。また、生徒への個別的な相談、指導の実習として相談の場の参観・補助を行ったり、家庭・地域との連携・調整の参観・補助を行うこともあります。実習を終えた後は、実習の反省、問題点の整理、今後の課題の明確化等、事後指導があります。教育実習期間中、高校教諭と同じ生活を送ることになります。たいへん多くの努力が必要になりますが、実習を体験した学生は何物にも変え難い素晴らしい体験と思い出を胸に大学に戻ってきます。